骨盤は身体の軸と言われているように、開いたりゆがんだりすると身体の各部位に大きな悪影響を及ぼします。
それは目に一切見えないので、気がついたら身体の調子が優れないといった症状に陥ってしまう方が大半です。
骨盤矯正は内面から身体を健康に強くしていくことができ、なおかつ外面からも身体を健康にしていきます!
当院に来られた患者様でたくさんの方が実感されました。
やはり姿勢が良くなると空気を吸う量も増え、気持ちも前向きになっていきます。
また、自律神経も整い日々明るい気分で生活できますよ!
当院でも、うつ病を克服されたかたもおられます。
なぜ骨盤矯正が必要かといえば、骨盤の歪みによって、骨盤の関節の動きが悪くなると、骨盤周囲だけでなく全身に症状が発生するからです。
主なものでは、腰痛や股関節痛、尾骨痛、坐骨神経痛、便秘、冷え性、むくみ、肩こり、背部痛、頭痛なども骨盤のゆがみが関係しています。
骨盤矯正前。
骨盤矯正後。
骨盤矯正後。別の角度から。
正常な骨盤で、左右の高さや捻じれがない状態です。
右下がり・左上りのため、仙骨や腰椎が右に倒れています。このため、腰部および骨盤や股関節に痛みが出ます。
左下がり・右上りのため、仙骨や腰椎が左に倒れています。このため、腰部および骨盤や股関節に痛みが出ます。
骨盤の上部が狭く、下部が広くなっています。アヒル座りと言われる座り方をしていると腰や骨盤、股関節に痛みが出ます。
また、出産時にはこのような状態になります。出産後はしっかりと矯正することが大事です。
右の骨盤がお腹のほうに巻き込んでいて、そのため左の骨盤が開いています。そのため、腰部や骨盤に痛みが出ます。
左の骨盤がお腹のほうに巻き込んでいて、そのため右の骨盤が開いています。そのため、腰部や骨盤に痛みが出ます。
身体を正面から見た写真。恥骨結合(輪っかの部分)がずれています。右の恥骨が足のほうに下がっていて、左の恥骨がお腹のほうに上がっています。恥骨痛や太ももの内側に痛みが出ます。
身体を下から見た写真のアップ。恥骨結合(輪っかの部分)がずれています。右の恥骨が足のほうに下がっていて、左の恥骨がお腹のほうに上がっています。恥骨痛や太ももの内側に痛みが出ます。
身体を下から見た写真。恥骨結合がずれています。右の恥骨が足のほうに下がっていて、左の恥骨がお腹のほうに上がっています。恥骨痛や太ももの内側に痛みが出ます。
左上の写真・あおむけで骨盤を横から撮りました。骨盤が開いている状態です。虚弱体質の方に多い状態です。腰部や骨盤に痛みが出ます。
真中の写真・あおむけで骨盤を横から撮りました。骨盤が閉じている状態です。力仕事の方に多い状態です。腰部や骨盤に痛みが出ます。
右上の写真・うつむけで骨盤を横から撮りました。骨盤が閉じている状態です。力仕事の方に多い状態です。腰部や骨盤に痛みが出ます。
左の写真・うつむけで骨盤を横から撮りました。骨盤が開いている状態です。虚弱体質の方に多い状態です。腰部や骨盤に痛みが出ます。
●骨盤の構造で重要なのが仙腸関節です。仙骨と左右の腸骨で構成されています。
よく言われる「骨盤の歪み」は、この仙腸関節がズレることで起こります。人体の骨格バランスを考える上で非常に重要な関節です。
仙腸関節がずれると、腸骨と仙骨のバランスが悪くなり、仙骨の上に乗っている背骨がバランスを取ろうと前後左右に傾きます。さらに悪くなったバランスを整えるため、背中の上部や首の付近で二次的に歪みを作り出します。
仙腸関節は背骨全体を支える土台の部分ですので、仙腸関節の歪みは全身に影響を及ぼします。
●腰椎(腰の骨)の一番下の骨とその下の仙骨でつくられる関節を腰仙関節といいます。
腰仙関節を痛めて腰痛を訴える患者さんも非常に多く、仙腸関節とともに注意深く矯正する必要がある関節です。
●骨盤の前方には、左右の恥骨を結ぶ恥骨結合があります。
ここがずれると、恥骨痛はもちろん、腰痛、脚の付け根の内側の内転筋の痛みおよび泌尿器疾患や婦人科疾患にも影響をおよぼします。
●足の大腿骨が電球のソケットのように、骨盤の寛骨にはまっています。そのはまっている部分の関節が股関節です。
股関節というと足の外側の骨のでっぱり部分を想像する人が多いですが、股関節はさらに内側にあり、腰痛を訴える人の中には、実は股関節に問題がある場合もあります。
股関節の歪みは膝の痛みにもつながります。最近は若い人の中にも股関節の動きが良くない人が多く見られます。横ずわりや足を組んで座る習慣が股関節の歪みを作ります。